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どのような方々が内観をするのですか?

 

 人生上の悩みを解消したいとする人だけでなく、内なる求道心に促されて訪れる方もいらっしゃいます。

 

 いずれの目的でお越しになっても、自己の姿に直面することで、懺悔と共に人々から生かされている事実に目覚めていく方が多いのです。その経験が心のしこり、とらわれ、悲しみから解放されていく機縁となり、私たちは新たなる旅立ちへといざなわれていくのです。

 

 何のために内観するのかという動機は人それぞれですが、大きく分けると「自己啓発」「問題解決」「自己発見」に分類できます。


①自己啓発
   社員研修、花嫁修業、就職準備等を目的・動機として内観される場合で、

   「内観教育」と表現されることがあります。


②問題解決
   対人関係(親子・夫婦・嫁姑・上司部下・友人等)、酒、ギャンブル、借金地獄、

   非行、心身症、不登校等の悩み解決を目的・動機として内観される場合で、

   「内観療法」と表現されることがあります。


③自己発見
   人生の意味・目的を見つけるために内観される場合で、

  「内観法」と表現されることがあります。

  「どんな境遇にあっても、幸福に生きることができる心境になる」

   という内観の目標を目指すことであり、内観本来の目的と言えます。

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